カメラ散歩

☆新宿御苑2



江戸時代に信州高遠藩主内藤氏の江戸屋敷があったこの地に、
新宿御苑が誕生したのは明治39年のことです。

皇室の庭園として作られましたが、昭和24年5月に
国民公園として一般に公開され、親しまれてきました。





ちょうど好いところにドコモタワーが♪


広さ58.3ヘクタール、周囲3.5キロメートルの御苑はフランス式整形庭園とイギリス風景式庭園、
それに日本庭園が巧みに組み合わされた庭園で、明治時代の代表的な名園と言われています。


特にすずかけの並木を両側に4列ずつ配置したフランス庭園と、これに続く芝生広場は、御苑の見所です。



すずかけ(プラタナス)の並木

びわの花





御苑の中で一際目を引く銀杏の大樹
(大木戸休憩所横)





プラタナスのの並木から広場をはさんで新宿のビル






芝生広場には大きなユリノキが高くそびえ、のびやかで明るい風景が広がっています。
そして周縁に植えられた1,500本の桜が咲く春4月には、華やかな花の広場となります。




  御苑のほぼ中央にあるユリノキの大樹








豊かに茂る御苑の木々は、20,000本をこえ、中でも明治時代に移入されたユリノキ、
プラタナス、ヒマラヤシーダ、ラクウショウなどの巨樹は、特色ある樹形を作って、
御苑の風格をいっそう重厚なものにしています。






旧御涼亭
昭和天皇の御成婚の御祝いとして昭和三年三月に建てられました。


中央休憩所付近
これもプラタナスの大樹
(千駄ヶ谷門付近)





明治初期からの歴史を持つ温室では、熱帯・亜寒帯の多彩な花や珍しい草木、
蘭などが集められ、色鮮やかな花と緑の世界を楽しむことが出来ます。

また皇室の菊作りの伝統を受け継いだ菊の栽培を続けており、
11月には日本庭園を舞台に菊花壇として飾り付けます。


春の桜、夏の緑、秋の菊花壇と紅葉、冬の静けさ、四季折々に変化する風景と身近な自然に
ふれあえる新宿御苑は、まさに都心に残された貴重な緑のオアシスといえるでしょう。

(以上、緑字は環境省新宿御苑管理事務所パンフレットより)





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